2014年

公表論文

1) Nanjo K, Kohno H, Nakamura Y, Horinouchi M, Sano M.
Differences in fish assemblage structure between vegetated and unvegetated microhabitats in relation to food abundance patterns in a mangrove creek.
マングローブの生育するマイクロハビタットと生育しないマイクロハビタット間における魚類群集構造と餌資源量の違い.
Fisheries Science, 80: 21–41. 2014年1月.
要約 ※クリックすると和文要約が表示されます

2) Tatematsu S, Usui S, Kanai T, Tanaka Y, Hyakunari W, Kaneko S, Kanou K, Sano M.
Influence of artificial headlands on fish assemblage structure in the surf zone of a sandy beach, Kashimanada Coast, Ibaraki Prefecture, central Japan.
茨城県鹿島灘の砂浜海岸に設置されたヘッドランド(人工岬)が磯波帯の魚類群集構造に与える影響.
Fisheries Science, 80: 555–568.2014年5月.
要約

3) 碓井星二・加納光樹・佐野光彦.
茨城県北浦のヨシ帯と護岸帯での魚類群集構造の比較.
日本水産学会誌, 80: 741–752.2014年9月.
要約

4) Kanai T, Nanjo K, Yamane K, Amano Y, Kohno H, Watanabe Y, Sano M.
Utilization patterns of estuarine and marine habitats by the halfbeak Zenarchopterus dunckeri at Iriomote Island, southern Japan, evaluated from otolith microchemistry.
耳石微量元素組成を用いた沖縄県西表島産コモチサヨリにおける汽水域と海域との移動履歴の推定.
Fisheries Science, 80: 1231–1239.2014年11月.
要約

5) Nanjo K, Kohno H, Nakamura Y, Horinouchi M, Sano M.
Effects of mangrove structure on fish distribution patterns and predation risks.
マングローブの物理構造が魚類の分布パターンと捕食リスクに及ぼす影響.
Journal of Experimental Marine Biology and Ecology, 461: 216–225. 2014年12月.
要約

 

総説・その他

1) 荒尾一樹・加納光樹・立松沙織・碓井星二・佐野光彦.
茨城県の海岸から得られたヌエハゼ.
茨城生物,34: 11–13.2014年5月.

2) 上野真太郎・笹井隆秀・石原孝・谷口真理・三根佳奈子・亀崎直樹.
日本に産するカメ類の食性(総説).
爬虫両棲類学会報,2014(2): 146–158.2014年11月.

 

学位論文

博士論文
・植松幸希.
東京湾の砂浜・干潟域における底生珪藻相とその分布規定要因.
2014年4月.

修士論文
・立松沙織.
Influence of artificial headlands on fish assemblage structure in the surf zone of a sandy beach on the Kashimanada Coast, Ibaraki Prefecture, central Japan.
茨城県鹿島灘の砂浜海岸に設置されたヘッドランド(人工岬)が汀線域の魚類群集構造に与える影響.
2014年3月.

卒業論文
・坂本達也.
浜名湖における夏季の成層が植物プランクトンの律速栄養塩に与える影響.
2014年3月.

・山本正岳.
干潟における底生生物密度と物理環境がシギ・チドリ類の分布に与える影響.
2014年3月.

 

口頭発表

1) 堀之内正博・水野直樹・佐野光彦.
海草藻場優占魚種アミメハギの分布パターン決定機構.
島根大学研究機構汽水域研究センター汽水域研究発表会,島根県民会館,松江.2014年1月11日.

2) Usui S.
Do reed stands decrease predation risk for juvenile fishes?: a comparison of reed edge and open water by tethering experiments.
The 5th Joint GCOE Symposium between Kyushu University and the University of Tokyo, Kyushu University, Fukuoka. 2014年2月8日.

3) 山本正岳.
干潟における底生生物密度と物理環境がシギ・チドリ類の分布に与える影響.
夷隅川研究交流会,電力中央研究所,我孫子.2014年3月12日.

4) 加納光樹・河野博・佐野光彦.
干潟・塩性湿地における仔稚魚の生息場所利用.
日本水産学会秋季大会シンポジウム「魚類の初期生活史戦略の最前線」.日本水産学会秋季大会,九州大学,箱崎,2014年9月12日.

5) 上野真太郎・佐々井浩志・佐野光彦・亀崎直樹.
ニホンイシガメとクサガメの交雑個体の形態的特徴について.
日本爬虫両棲類学会第53回大会,神戸山手大学,神戸.2014年11月8日.

6) 藤森健・岡本研.
東京湾の外来二枚貝ホンビノスガイが干潟の窒素・リンの循環におよぼす影響.
アサリ勉強会,千葉県水産総合研究センター東京湾漁業研究所,富津.2014年12月24日.

 

ポスター発表

1) 堀之内正博・Tongnunui P・古満啓介・中村洋平・加納光樹・山口敦子・岡本研・佐野光彦.
タイ国トラン沿岸域に造成した面積の異なる海草藻場における魚類群集構造とその経時変化.
日本水産学会春季大会,北海道大学水産学部,函館.2014年3月28日.

2) 青木茂・田中裕一・岡本研.
東京湾三番瀬潮間帯における二枚貝類の分布を決める環境要因,特に貧酸素について.
日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会,広島大学大学院生物圏科学研究科,東広島.2014年9月4日.

3) 田中裕一・青木茂・岡本研.
多摩川河口干潟のマクロベントス個体群の時空間変動要因:生物攪拌に着目して.
日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会,広島大学大学院生物圏科学研究科,東広島.2014年9月6日.

4) 藤森健・岡本研.
東京湾の外来二枚貝ホンビノスガイが干潟の窒素・リンの循環におよぼす影響.
日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会,広島大学大学院生物圏科学研究科,東広島.2014年9月6日.

5) 遠藤友樹・金子誠也・猪狩健太・加納光樹・中里亮治・亀井涼平・碓井星二・百成渉.
茨城県北浦の沿岸帯におけるチャネルキャットフィッシュの摂餌生態.
2014年度日本魚類学会年会,神奈川県立 生命の星・地球博物館,小田原.2014年11月16日.

6) 猪狩健太・遠藤友樹・加納光樹・金子誠也.
霞ヶ浦の堤脚水路の魚類群集構造-イネ田とハス田の比較から.
2014年度日本魚類学会年会,神奈川県立 生命の星・地球博物館,小田原.2014年11月16日.

7) 青山光・水野直樹・佐野光彦.
アマモ場の消失と回復に伴う魚類群集の変化.
浜名湖をめぐる研究者の会,東京大学大学院農学生命科学研究科附属水産実験所,浜松.2014年12月6日.

8) 上野真太郎・亀崎直樹・佐々井浩志・佐野光彦.
mCTを用いたニホンイシガメとクサガメ及びその雑種の頭骨形態の比較.
第2回淡水ガメ情報交換会,東邦大学,船橋.2014年12月20日.