2012年

公表論文

1) Mikami S, Nakane Y, Sano M.
Influence of offshore breakwaters on fish assemblage structure in the surf zone of a sandy beach in Tokyo Bay, central Japan.
東京湾の砂浜域における離岸堤の設置が汀線域の魚類群集構造に及ぼす影響.
Fisheries Science, 78: 113–121.2012年1月.
要約 ※クリックすると和文要約が表示されます

2) 植松幸希・青木茂・岡本研・日野明徳.
東京湾の3干潟における底生珪藻の分布.
Sessile Organisms,29: 1–9.2012年3月.
要約

3) 堀越彩香・青木茂・岡本研.
東京湾多摩川河口干潟におけるムロミスナウミナナフシCyathura muromiensis (甲殻綱:等脚目)の分布と生態環境特性.
日本ベントス学会誌,66: 71–81.2012年3月.
要約

4) Murakami-Sugihara N, Furota T, Okamoto K.
Genetic structure of the exotic hard clam Mercenaria mercenaria in Tokyo Bay, determined using mitochondrial DNA.
ミトコンドリアDNAを用いた東京湾における移入種ホンビノスガイの遺伝的構造解析について.
Fisheries Science, 78: 569–575. 2012年5月.
要約

5) Horinouchi M, Tongnunui P, Furumitsu K, Nakamura Y, Kanou K, Yamaguchi A, Okamoto K, Sano M.
Food habits of small fishes in seagrass habitats in Trang, southern Thailand.
タイ国トラン県の海草藻場に出現した魚類の餌利用パターン.
Fisheries Science, 78: 577–587.2012年5月.
要約

6) 百成渉・碓井星二・加納光樹・荒山和則.
茨城県北浦のヨシ帯で採集されたハゼ科2種の仔稚魚の形態と季節的出現.
日本生物地理学会会報,67: 121–131.2012年12月.
要約

 

著書

1) 石原孝.
生活史:成長と生活場所.「ウミガメの自然誌:産卵と回遊の生物学」(亀崎直樹編)
東京大学出版会,東京.57–84.2012年9月.

 

総説・その他

1) Ishihara T, Matsuzawa Y, Wang J, Peckham H.
Building a better pound net.
SWOT, 7: 16–17. 2012年3月.

2) 岡本慶・大内裕貴・石原孝・亀崎直樹.
アカウミガメとアオウミガメの形態形質からの標準直甲長の推定.
うみがめニュースレター, 91: 8–12. 2012年4月.

3) 石原孝.
標識放流されたウミガメ類の再発見状況報告2012.
日本ウミガメ誌, 2012: 25–26. 2012年11月.

4) 渡辺紗綾・石原孝.
ウミガメの混獲状況報告2012.
日本ウミガメ誌,2012: 29–31. 2012年11月.

5) 石原孝.
ウミガメトピックス2012-トピック5:中華人民共和国江蘇省でアカウミガメが再発見.
日本ウミガメ誌,2012: 58. 2012年11月.

 

学位論文

博士論文
・堀越彩香.
東京湾の干潟に生息するムロミウミナナフシ(Cyathura muromiensis)の分類および生態学的研究.
2012年3月.

修士論文
・金井貴弘.
富栄養化海域における環境撹乱が堆積物-水柱間の栄養塩フラックスに与える影響.
2012年3月.

・田中裕一.
ヤマトオサガニの生物攪拌が河口干潟の埋在性マクロベントス群集に及ぼす影響.
2012年3月.

・佐藤允昭.
多年生アマモ場と一年生アマモ場における魚類群集構造の違い.
2012年3月.

卒業論文
・立松沙織.
コンクリート護岸がマングローブ魚類群集構造に与える影響.
2012年3月.

・山下港.
マングローブ水域に生息するコモチサヨリ(Zenarchopterus dunckeri)の成長に伴う顎形態と食性の変化.
2012年3月.

 

口頭発表

1) 南條楠土・中村洋平・堀之内正博・河野裕美・佐野光彦.
マングローブの根の構造は小型魚類の被捕食率を低下させるのか.
島根大学汽水域研究センター第19回新春恒例汽水域研究発表会,島根県民会館,松江.2012年1月8日.

2) 宮地鼓・杉原奈央子・棚部一成.
東京湾奥部に生息する外来種ホンビノスガイ貝殻から読み取る生態・環境情報.
日本古生物学会第161回例会,群馬県立自然史博物館,富岡.2012年1月21日.

3) Sugihara N.
Growth pattern of the exotic hard clam (Mercenaria mercenaria) based on sclerchronological analysis.
The 3rd Joint GCOE Symposium between Kyushu University and the University of Tokyo, Kyushu University, Fukuoka. 2012年2月4日.

4) 田中裕一.
生物攪拌者ヤマトオサガニが河口干潟の埋在性マクロベントスに及ぼす影響.
関東地区生態学関係修士論文発表会,早稲田大学,東京.2012年3月3日.

5) 金井貴弘・植松幸希・青木茂・岡本研.
東京湾湾奥における環境撹乱が底質-水柱間の栄養塩フラックスに与える影響.
日本水産学会春季大会,東京海洋大学,東京.2012年3月27日.

6) 植松幸希・青木茂・岡本研・日野明徳.
東京湾の干潟における底生珪藻の一次生産と種組成.
日本プランクトン学会春季シンポジウム「珪藻の生物学」,東京大学大気海洋研究所,柏.2012年3月30日.

7) Ishihara T, Matsuzawa Y, Peckham H, Wang J.
Pound net escape devices (PEDs) for sea turtles from roofed pound net.
Conference for Conservation and Management of the Green Turtles in the Northwest Pacific, Uma Aqualife Park, Kobe. 2012年4月8日.

8) 石原孝・亀崎直樹・石崎明日香.
漁業者への聞き取りから見る日本の沿岸漁業とウミガメの関係.
第23回日本ウミガメ会議,志布志市文化会館,志布志.2012年12月2日.

9) 田中宇輝・松沢慶将・石原孝・島田貴弘.
日和佐大浜海岸における産卵個体のアルゴスシステムを用いた行動追跡2.
第23回日本ウミガメ会議,志布志市文化会館,志布志.2012年12月2日.

10) 半澤浩美・杉原奈央子.
鹿島灘はまぐりの年齢査定.
アサリ勉強会,千葉県水産総合研究センター,富津.2012年12月25日.

 

ポスター発表

1) Ishihara T, Kamezaki N, Iwamoto F, Yamashita S, Ebisui C, Kawai R, Oshima D.
Seasonal distribution of loggerhead turtles in the coastal area from incidental capture by pound net in Shikoku, Japan
The 32nd International Sea Turtle Symposium, Las Brisas Huatulco Resort, Huatulco, Mexico. 2012年3月13-16日.

2) Sato M, Horinouchi M, Fujita M, Sano M.
Differences in fish assemblage structures between perennial and annual eelgrass (Zostera marina) beds in Lake Hamana, central Japan.
The 5th EAFES International Congress, Ryukoku University, Otsu. 2012年3月19日.

3) Sugihara N, Miyaji T, Furota T, Tanabe K, Okamoto K, Sano M.
Growth and survival of the exotic hard clam (Mercenaria mercenaria) in Tokyo Bay, Japan; based on sclerochronogical analysis.
National Shellfish Association 104th Annual Meeting, Seattle, USA. 2012年3月28日.

4) 堀之内正博・Tongnunui P・古満啓介・中村洋平・加納光樹・山口敦子・岡本研・佐野光彦.
海草パッチの面積と魚類の種数・個体密度との関係について.
日本水産学会春季大会,東京海洋大学,東京.2012年3月28日.

5) 堀之内正博・Tongnunui P・古満啓介・中村洋平・加納光樹・山口敦子・岡本研・佐野光彦.
タイ国トラン沿岸域の造成海草パッチにおける魚類群集構造の変遷について.
日本魚類学会秋季大会,水産大学校,下関.2012年9月15日.

6) 碓井星二・加納光樹・百成渉・金子誠也・荒山和則・佐野光彦.
北浦のヨシ帯における魚類の季節的出現と分布様式.
2012年度日本魚類学会年会,水産大学校,下関.2012年9月15日.

7) 金子誠也・百成渉・加納光樹・碓井星二・柴田真生.
涸沼の塩性湿地内クリークにおける魚類の出現様式.
2012年度日本魚類学会年会,水産大学校,下関.2012年9月15日.

8) 加納光樹・中山聖子・碓井星二・金子誠也・百成渉・風呂田利夫・柚原剛・今孝悦.
東日本大震災によって新浜湖の塩性湿地魚類群集に生じた変化.
2012年度日本魚類学会年会,水産大学校,下関.2012年9月15日.

9) 杉原奈央子・風呂田利夫・山田勝雅・岡本研.
お台場におけるホンビノスガイの個体群動態.
日本プランクトン学会・日本ベントス学会合同大会,東邦大学,船橋.2012年10月6日.

10) 堀越彩香・岡本研.
飼育下で観察されたムロミスナウミナナフシの摂餌行動.
日本甲殻類学会第50回大会,熊本大学,熊本.2012年10月20日.

11) 青木茂.
東京湾内湾の干潟における二枚貝.
東京大学農学生命科学研究科研究交流会,東京大学,東京.2012年11月29日.